SPFやPAの数値よりも使い方が重要

SPFやPAの数値よりも使い方が重要

 

UVカット剤を選ぶ基準でSPFやPAの数値は確かに参考になります。とはいえSPFの数値が高いUVカット剤を塗り直しなしで使ったり、十分な使用量でなかったりすると、やはり肌は紫外線にさらされてしまいます。

 

基本的な使用量は顔なら小さ目のパール2個分ほどですが、この量は塗ってみるとかなり多めです。もしも使い心地や香りが好みでない場合は苦痛になってしまうでしょう。

 

そのため数値の高さだけではなく、使い方が楽で、さらに自分の好みに合っているUVカット剤を使用することをおすすめします。

 

人間は生き物です。実験時に使用する人工皮膚とは違い、汗もかきますし、皮脂も出ます。それだけではなく、表情によって皮膚の動きがあるということもあり、UVカット剤はこまめに塗り直しをしなければなりません。

 

それも意外と使用量は多いわけですから、自分にとって使いやすいテクスチャーであり、好みの香りでなければそれが億劫になってしまうのです。

 

 

基本的な使い方はムラなく伸ばすこと

 

 

基本的な使い方はムラなく伸ばすことであり、そのムラがないように塗るということは、使いやすいテクスチャーであることが条件です。

 

クリームのほうが楽な方もいますし、リキッドタイプのほうが楽という方もいます。またパウダーのほうが塗りムラを確認しやすいうえに頻繁に塗り直しをすることを忘れずに済むから良い、という方もいますよね。

 

自分にとって楽な使い方ができることが、UVカット剤を選ぶ大きな基準なのです。

 

十分な使用量をムラなく塗って、さらにこまめに塗り直しを行うという正しい使い方を実践できるように、自分の好みを重視しましょう。