UVカット剤の種類
大きく分けてUVカット剤には2つの種類があります。
1つは紫外線を跳ね返すことで肌を守る散乱剤、もう1つは紫外線のエネルギーを柔らかくさせて吐き出させる吸収剤です。
それぞれメリットとデメリットがありますので、こちらも選ぶ基準になるのでご紹介します。
散乱剤に含まれているのは酸化チタンや酸化亜鉛です。肌に使うとバリアのように張り巡って、紫外線を跳ね返すというメリットがあり、物理的に肌を守りますし、落ちなければ効果が持続します。ただし処方によっては白く浮いたりすることがあるデメリットがあるので、工夫が必要です。
吸収剤はオキシベンゼンなどが含まれ、この薬剤の効果で紫外線のエネルギーを吐き出させ、肌へのダメージを避けるようにできています。メリットは透明であることが多く、肌の色を変えないので、使いやすくなっているということです。ただデメリットはこまめに塗り替えないとパワーダウンすることになります。
白浮きが嫌という方には吸収剤がおすすめ
選ぶ基準は種類のどちらでも好みでいいのですが、ケミカルなものに抵抗がある方は散乱剤のほうが良いかもしれません。古典的なものですが、工夫次第ではかなり効果的に肌を紫外線から守ってくれます。
白浮きが嫌という方には吸収剤がおすすめです。圧倒的に目立たないから、見た目の気分の良さを重視させてくれます。こまめに塗りかえる手間こそ必要ですが、目立たないという気楽さは大きな魅力になるでしょう。
2つの種類のUVカットでも同じように使い分けるのも良いですね。どちらにしても使った感触を重視してみると、使うことが面倒になりません。
紫外線対策にUVカット剤を使用する場合、使っていて心地いいかという基準も実際には需要なのです。