過度の紫外線対策のリスク
ガングロブームから美白ブームに流れ、今も美白は重要な課題になっていますね。いうなれば健康的なブロンズ色の肌はあまり好まれていません。
だからこそほとんどの方は紫外線対策に躍起になるのでしょう。それも紫外線が肌の老化を進めてしまうという研究結果が出てから、紫外線対策はブームに拍車をかけています。
それも間違いではありませんが、あまりにも過度の紫外線対策にもリスクがあることも知っておきましょう。
まず人間は体内でビタミンを生成することができない生物です。だから食事でビタミン類を補給していますよね。そのためいろいろなビタミン類を補給するために料理を工夫したり、それでも不足しがちなビタミンならサプリメントを飲むことで補充している方も増えています。
しかし人間の骨を支えるビタミンDにはあまり関心が向かっていません。ビタミンDの不足は骨を脆くしてしまうのです。
ビタミンDの不足は骨を脆くしてしまう
そのビタミンDを生成させられるのが紫外線なのです。
特に日本人はビタミンDによって骨を強化させて維持する体質の方が多く、あまりにも過度の紫外線対策は骨に問題を引き起こす要因になりやすいというリスクがあります。そのためにはほどほどに紫外線を浴びることも実は欠かせないのです。
そこで過度の紫外線対策を行うことはおすすめできません。
肌を保護するレベルならいいのですが、「絶対に日焼けはしたくない!」と頑張り過ぎるのも、骨に危険が及びます。加えてストレスにもなりますから、肌も含めた身体の健康面を考えると、多少、紫外線対策を手抜きしてもいいのです。
そこで紫外線対策を行うことも考えるべきですが、少しくらい日焼けしても良いというスタンスでいたほうが、季節を楽しめ、太陽を味方にできるはずです。