女優に学ぶ口紅選び
女優なんて恐れ多い、と思わないでください。彼女たちから学ぶことは非常に多いのです。口紅も例外ではありません。
演じる役柄でメイクを変えていくのが女優ですが、ここではオフショットから選んでいる色を見ていきましょう。
マリリン・モンローといえば赤い唇ですが、これはセクシー女優であり続けるための大きなポイントです。彼女自身の素顔に近い写真を見ると、成熟した大人の女性というよりも、イノセントな雰囲気の童顔です。
しかし女優として要求される役柄で赤い口紅という「大人」のポイントを加えています。いうなればキャラクターを唇で表していたといってもいいでしょう。
ピンクの口紅といえばブリジット・バルドーですね。彼女はあまりヘビーなメイクアップを好まなかったと言います。また自由奔放な女というイメージを持っていますので、赤い口紅ではトゥーマッチすぎます。
そこで可愛い雰囲気のピンクを選んでいます。
自分のなりたい雰囲気で選んでいけばいい
現代の女優に戻れば、キャメロン・ディアスはオレンジ系を好んでいます。彼女の一見、バカっぽいとも感じられる明るさにマッチし、元気の良さを感じさせます。
またオレンジの口紅で根っから明るい雰囲気をうまく演出しているともいえますよね。
あの魅惑的な唇のアンジェリーナ・ジョリーは映画の中以外ではピンクベージュを好んでいるようです。赤ではあまりにも唇だけが目立ちすぎますし、キャラクター的にピンクは似合いません。オレンジ系もそうですね。
もともとのセクシーさをほどよくするためにピンクベージュの口紅でバランスを取っているのです。また彼女はレッドカーペットなどで正装する際には赤みのあるブラウン系にツヤをプラスして使っています。
自分がどういう風に口紅を選んでいけばいいか、ここでも把握できたのではないでしょうか。いうなれば自分のなりたい雰囲気で選んでいけばいいわけです。