口紅の試し塗りは3回が限度
口紅を選ぶとき、試し塗りをしたくなりますよね。実際に似合うかどうかは本当に重要なことになっているからです。
ところが唇は皮脂がありません。そのためあまり丈夫なパーツではないのです。また色素がリムーバーを使っても、なかなかきれいに落ちにくいパーツでもあります。そこに加えて、最近の口紅は落ちにくいのです。
そういうことを考えていくと、試し塗りは3回が限度です。それ以上ではつけた口紅の本来の発色になりません。
試し塗りも欠かせないことですが、この3回が限度であることも、深くご理解ください。
そのため新しく選ぶ場合はまず色を見当つけておきましょう。
それから自分で検討をつけたら、鏡で唇の前に選んだ口紅を重ねるようにして、実際にはつけないで、鏡で自分の顔との相性を確認します。そこで似合いそうな色が見つかったら、薄い色から、あるいはシアー感の高いものから試しにつけさせていただけばいいのです。
こうすると口紅の発色を澱ませることなく、判断できるのです。
気に入ったのであれば、思い切って買ってしまいましょう!
もしも化粧品カウンターで選ぶ場合は、B.A.(ビューティーアドバイザー)に必ず声をかけましょう。
これは化粧品カウンターを利用するマナーです。それにこのようにすると好みの色やつけてみたい色をB.A.に伝えれば、似合いそうな口紅を客観的に判断し、どのタイプが最も似合うかもアドバイスしてくれます。
候補は3本までにしておきましょう。なんといっても試し塗りの限度は3回なのです。そこを忘れてはいけません。
ですから新色を買う場合、どの系統の色を買いたいのかをはっきり自分で決めてから化粧品カウンターに行くようにすれば、買ってはみたけれども使わない、という悲しいことになりません。
その化粧品カウンターで納得がいかないものしかなければ、丁重にお断りしてもいいのです。気に入ったのであれば、思い切って買ってしまいましょう!