グロスを上品に使おう

「可愛く見えるから、ツヤが出るグロスはたっぷり」

そういう方も少なくはありません。実際、リップメイクを仕上げる際に、これを使うとあまり考えずリップメイクが完成するからです。つまり簡単だからこそ、大流行したというわけです。

ただし単にグロスたっぷりの唇は、もうキュートとも、可愛いとも、上品とは言えません。すでに古臭いし、ツヤの感じもギラギラしていて、下品に見えてしまいます。それならリップクリームだけ唇にしているほうがずっとマシです。

そこで口紅を使うときに細心の注意を払うように、グロスも注意して使うべきです。

下品な唇にならないために、上品でつややかな唇に見せる上手な使い方もご紹介していきましょう。

唇すべてにベタベタと使うのは、まずやめてください。小さくて、おちょぼ口の方であっても、古臭く見えてしまいます。自分の唇の形に自信があっても、おすすめできないリップメイクになっています。

ですから加減を考えて、上手に使うことが、ツヤ感のある上品な唇に仕上げていく方法になります。口紅もちゃんと使いましょう。

便利なのはやはり透明

最初はリップペンシルで形を取っておきます。これはすべてのリップメイクの基本ですから、欠かすことができません。

その次に自分の使いたい口紅をリップブラシで軽く塗っておきます。この手間を省いてはいけません。丁寧にしわの部分にも塗っておきましょう。どんな色でも、丁寧に、薄く塗っておきます。

最後になるのがグロスです。これも「ちょっと足りないかな？」と思うくらいの量を唇のふくらみの部分だけに軽く乗せていきます。唇全部にべったり使ってはいけません。

するとツヤ感があり、しかも上品な唇に仕上がります。グロスはさまざまな色がありますが、便利なのはやはり透明です。しかしお手持ちでなければ、口紅と近い色を選んでみてください。