唇がぼやけないように注意!
メイクは色をただ乗せていくのではなく、重要なことになるのは顔のパーツをそれぞれ美しく際立たせ、「美人に見せる」ことが基本です。
唇も例外ではありません。
肌が若々しく、ハリがあり、くすみがなければ、自分自身の持っている色が美しいので「色」を必要としません。また輪郭もくっきりしているので、きっちり形取ることも不要でしょう。そういうこともあって、単純なメイクでもいいわけです。
ところが加齢に伴い、唇というパーツはどうしても輪郭が下がってきたり、ぼやけてしまうから色…つまり口紅で補正する必要が出てきます。
口紅の色による効果で形がぼやけてしまう唇がきちんと理想的な形に整います。血色の良さの演出という意味だけではないというわけです。特に年齢を重ねていけば、輪郭がにじみやすく、形もぼやけやすいので、念入りなリップメイクは重要になります。
また唇の形がふんわりとした印象で柔らかく大きい方の場合は、まだ若くて自分自身の持っている色が美しくても、リップメイクには注意が必要です。
口角だけは描いておく
リップメイクもきちんと形を取ったうえで、口紅を使うべきです。そうしないと、セクシーというよりもだらしない印象になるので注意が必要です。
輪郭がぼやけることやにじむことをある程度防いでくれるのは、油分が少ない口紅ともいえるリップペンシルです。これで形をきちんと取っておくと、リップペンシルが口紅の油分が流れてしまうのを防いで、きれいな唇をキープできます。
また口角はにじみやすい部分なので、やはりほかはリップペンシルを省略しても、口角だけは描いておくようにしたほうが良いでしょう。
特に薄い色を使いたい場合、手抜きしたくなってしまいますが、唇の形の崩れが気になる方は、リップメイクにもアイメイクと同じくらい手間をかけてあげましょう。