メイクのバランスを口紅で整える
メイクのバランスが崩れてしまうと、どこかぎくしゃくした顔になってしまいます。たとえばギャル系メイクであれば、そのアンバランスさを生かしたメイクであり、着ているファッションやヘアスタイル、髪の色との相性もいいのです。
ですから髪の色やファッションも含めて、メイクのバランスは重要になってきます。
アイメイクが派手で、肌も小麦色であれば、薄いピンクやパールピンクは唇でほどよくバランスを取ってくれます。
いうなれば目立ちすぎないように、でもパーツは主張する、という基本が口紅も必要になってきます。
山口小夜子さんのメイクが古臭くない上に、赤い口紅を使うお手本になっているのは、メイクのバランスが良いからです。
アイメイクは黒のリキッドアイライナーを切れ長な目の形に添うように入れ、マスカラは控えめ、チークはうっすら、口紅はシャープにというバランスはいわば基本なのです。
山口小夜子さんの場合は口紅がバランスを取って、あの無垢でありながら、妖艶でミステリアスな雰囲気を作っていたともいえます。
口紅を恐れず使ってみましょう
そこでミステリアスな雰囲気でなくても、メイクのバランスを口紅で整えていく、というのは失敗の少ない方法です。
アイメイクがブラウン系、あるいはベージュ系と、ヌーディーなのに、黒のマスカラたっぷりであれば、逆にベージュ系の控えめな発色の口紅であればバランスが取れます。
アイメイクが発色のいいピンク系であれば、負けないように赤をあえて使って、バランスを取ることもできます。
元気なイメージでまとめていきたいなら、オレンジ系を選んでもうまくまとまってくれます。
逆に使いたい色の口紅から、ほかのメイクの色を選んでもいいですね。
。それだけでもかなり新鮮味のあるメイクを楽しめるはずです。