コスメカウンターは怖くない
「コスメカウンターに行くと、強引に何か高いものを買わされそうで怖い」
とよく耳にします。
実際にはそんなことはありません。
また、そういうB.A.(ビューティー・アドバイザー)は淘汰され始めています。
お客様が欲しいものを一緒に探す役割を持ち、化粧品ブランドの顔なのですから、たとえノルマが課せられていても、それは自分が僻地に飛ばされる可能性を考えればできなくなります。
ノルマよりも、お客様に気に入られる、自分の勤めている化粧品ブランドが気に入られることが重要なのです。
コスメカウンターは買い物を行う場所です。ただ化粧品は相性もありますし、また好みもあり、悩みも多くなってしまいます。そのためB.A.はいるのです。
怖いと思うのは、自分の意思を伝えきれないからです。
「今日、これを買いたい。これ以外は欲しくない」
と決めてから行くと、予め、B.A.に正直に予算と欲しいものを伝えておくこともできます。アイシャドウの浸食が欲しいのであれば、試しにつけてもらっても良いでしょう。
その結果、自分に似合っていないと感じたら、買わなくても良いのです。
そのくらい強気でも良いのです。
怖いと思うのは、自分の意思が流されてしまうと思っているからでしょう。
買わない選択もあれば、買う選択も
しかし何を買うかを明白にしておくと、怖くはないものです。コスメカウンターは化粧品に関するよろず相談場所です。また自分で強引に買い物を強いる場所ではないことも知っておきましょう。
狙っていた新色のアイシャドウが自分には似合っていなかったけれども、せっかく来たのだから、何か買いたい、という場合、アイシャドウではなくてもいいのです。チークでも、口紅でも、B.A.のおすすめの色を提案してもらって、買っても良いのです。
買わない選択もあれば、買う選択もあります。それを思えば、怖くはないはずです。