コスメカウンターでは謙虚に
現役のB.A.(ビューティー・アドバイザー)さんに伺ったお話しですが
「自分の美容成分に関する知識をただ話して、自分の方が知っている、ってことだけ自慢しに来るようなお客様は、正直なところ、買わなくても良いから、二度と来ないでほしい…」
とありました。
コスメフリークなるものが増えて、こういう方が増えているそうです。ところが美容成分に詳しくても、実際のスキンケアに間違いがあって、美肌とは言い難い方が増えているとも、そのB.A.さんは語っていました。
ちょっと怖くなりませんか。コスメカウンターに行く目的を完全に見失っていますよね。また礼儀にも欠いています。
本来の目的である化粧品を選び、買いに行くのであれば、謙虚であるほうが、B.A.さんも接客を丁寧にしてくれます。また相談事があれば、明快な答えも出してくれます。加えてスキンケアの正すべきポイントも教えてくれます。
その結果、口紅を買うつもりが、口紅ではなく、美容液でも良いのです。美しい素肌があってこそ、メイクも映えます。
教えを乞うという感覚
謙虚さは美徳です。コスメカウンターのような場所であれば、なおさらです。自分の知識を過信することなく、礼儀を守って、接し方にも注意しておくにこしたことはありません。なぜなら自分のために役立つ情報を知ることが出来るのですから。
コスメカウンターとの接し方は決して傲慢にならないことが重要になってきます。そうでなければ、教えてもらえるはずの情報を得られません。
たとえば新製品が気になっていても、今の自分の肌には不向きであることもあります。その回答を肌の悩みを謙虚に伝えておくと、親身になって、一緒に選んでくれるのがB.A.さんです。
接し方自体、自分もお客様だという意識だけ持つのではなく、教えを乞うという感覚が実は、良いお客様になれるコツですし、情報を引き出せるテクニックでもあります。