固まったマスカラを元に戻す方法
ついうっかりとボトルの蓋をしっかりと締め忘れてしまい、マスカラが固まってしまった経験はありませんか?
また最後まで使いたいのに、もう液が固まってしまって、残念ながら、使えなくなって、泣く泣く捨てたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこうなってもまた回復させる方法があるのです。
よく行われている方法では、マスカラのボトルに一滴だけ乳液をたらして、ブラシでよくかき混ぜるという回復方法ですが、これは実はあまりおすすめできないのです。
確かに液はなめらかになって、またまつげに乗ってくれるようになりますが、非常に滲みやすく、また本来の機能を発揮してくれません。つまり逆に液を劣化させてしまうわけなのです。
実際にこの方法は化粧品メーカーでマスカラを専門的に研究開発していらっしゃる方に伺ったところ、正直な意見ではやめてほしいことだと言います。乳液によって、一時的には回復したかのように思えるのですが、液の質が変化してしまうので、まつげに実は密着しなくなってしまうからだそうです。
ではどうやったらいいのか、と気になりますよね。
ちょっと熱めのお湯にマスカラボトルをつけて、あたためてあげる
そこで訊ねてみたところ、一番、おすすめの方法はちょっと熱めのお湯にマスカラボトルをつけて、あたためてあげることだそうです。
この方法を試してみたところ、液がまたなめらかになり、きちんとまつげにからんでくれるようになりました。おまけにちゃんとまつげに密着しますから、まつげもカール状にセットすることができましたし、おまけに滲みにくいのです。
ですが、この方法はそう何回も繰り返して使えるわけではありません。行っても3回まででした。
やはりマスカラの液が固まってきてしまったら、色々と回復させることで努力するよりも、新しく買い直すほうがいいようです。