ブランド別のマスカラの特徴
マスカラブラシが特徴的なジバンシイ(GIVENCHY)
アイメイクに重きを置いたメイク方法がここ数年では完璧に定着し、可愛く見せるためならば、アイメイクを重視、という傾向はもう止めることはできなくなっています。
また現在の日本女性はアイメイクによってドラマティックに変わるメイク方法も捨てることはできないのではないでしょうか。
そこで欠かさない、というよりも、欠かすことができないメイクアイテムがマスカラです。
このところこのメイクアイテムは急成長しています。
では具体的にどのようになっているのかといいますと、日本人に代表されているまつげの特徴である、下向きという状態であってもきちんとブラシが密着するように作られているものが増えています。
どのような角度で生えているまつげであってもしっかり上に向けて塗ることができるユニークなポンポン型のブラシを開発したジバンシイ(GIVENCHY)は注目すべき製品でした。
なかなか目のふちに生えている、絶対塗っておきたいまつげも簡単に塗ることができます。
マスカラ液の質にこだわるのであれば”シャネル”
またアーティストブランドであるRMKのブラシは日本人のまつげにフィットするように設計されていて、ひと塗りでセパレートしているのに、きれいにカールしたまつげに仕上がります。
ここに加えてさらにブラシを進化させているのがクリニークです。どこがすごいのかといいますと、ブラシの毛の先端がカギ型になっていて、日本人に多い短いまつげや小さな目でも、繊細に仕上げることが可能なのです。
マスカラ液の質にこだわるのであれば、シャネルが頭一つ飛びぬけています。それは液の中に黒のピグメントを配合し、より黒く、よりつややかなまつげへと仕上げることが可能なのです。
最近のマスカラの進化は日本人のアイメイク熱が生み出したものなのかもしれないのです。実際に日本のマスカラの優秀さに欧米の女性たちも驚いているそうです。
ヘレナとランコムの選び方
同じマスカラで、高機能であることがわかっているのに、ブランド選びで悩んでいる方も多いと思います。
特にヘレナ・ルビンスタインにするか、ランコムにするのか、で悩んでいる方も多いそうです。
どちらのブランドもほぼ同じくらいの価格帯ですから、本当にどちらのほうが優秀なのかと考えてしまうのも仕方がないのです。
ところがこの2つのブランドの製品の優秀さは、比べることができない、というのが真実なのです。どちらも液の状態から、ブラシの機能性まで、同じくらい優秀ですから、できれば両方買いたくなってしまいますよね。
しかしお財布事情がそれを許してはくれない、というわけですから、非常に悩んでしまうのです。
そこでヒントにしたいのは、それぞれのブランドの特徴です。
実はヘレナ・ルビンスタインはかなりオーソドックスなポイントを押さえて、マスカラを作っています。ですからスタンダードで高感度の高いまつげメイクをしたいのであるならばおすすめです。特にラッシュクィーンは歴史に残る名品です。
新しい技術を試してみたいならランコム
一方、ランコムは話題になった電動マスカラ、オシィラシオンを代表にして、非常に冒険心が高いマスカラを登場させています。また長さ、ボリューム、カールなどを細かく分けてありますから、非常に選びやすいという面もあります。
ただしたくさんの製品をコンスタントに発売しているせいなのか、すぐに売れない製品は廃番にしてしまうという欠点もあります。
そのために高感度の高いメイクを心がけるならヘレナ・ルビンスタイン、新しい技術を試してみたいならランコムという形にして選んでみるのもいいでしょう。
まつげの状態によるマスカラの選び方
新しいものを選ぼうとすると、いろいろな種類があって悩んでしまうこともありますよね。
そこで自分がどのような仕上がりにしたいのかや、自分のまつげの生え方をよく研究してから選ぶようにすれば、満足できるマスカラを選ぶことができます。
そこで、マスカラの選びの判断基準について、ざっと紹介します。
参考にしてみてください。
- 生えている本数が少なく、目もとに寂しさがあるのであれば、ボリュームタイプ
- 量には満足しているけれども、長さが短いのであれば、繊維が入っている、つければつけるほど長さが出るロングタイプがおすすめ!
- まつげの量も長さもあり過ぎて困っているというぜいたくな悩みの方ならば、カールタイプを軽くつけることがおすすめ!
- とにかくアイメイクを清楚にして、高感度の高いメイクにしたいのであれば、一番オーソドックスなナチュラルタイプ
その他の選び方のポイント
マスカラといえば黒というイメージが強くありますが、目がはっきりと大きいことをお悩みの方ならばブラウンを選ぶとまつげが優しい仕上がりになるので、カラーマスカラにもチャレンジしてみましょう。
最近はカラーマスカラも色が豊富ですから、まつげの上下で色を変えて、メイクで遊ぶことも楽しいものです。
こうしたまつげメイクを楽しむためには、透明タイプを用意しておくと便利です。
どうして便利なのかといいますと、この透明タイプでまつげをコートしておけば、にじまずに、長い時間、きれいな目元を保つことができます。
マスカラの買い替えどきは?
毎日、何気なく使っているマスカラですが、どのくらいで買い替えを行うことがベストなのでしょうか。
なかにはブラシがパサパサになったくらいがつけやすい、という方も少なくはありません。
ですがメイクアップアーティストの方にお話を伺ってみると
「数本のマスカラを使いわけているのなら、半年。1本だけでまつげを仕上げているのであれば、液の劣化も考えて1か月が寿命です」
とおっしゃいます。
これはどういうことなのかといいますと、本来、しっかりと混ざり合っているはずのマスカラ液がだんだん分離してきてしまうからだそうです。
これが具体的にわかるのは、滲みやすさを確認したときになります。また繊維入りのものであったら、繊維がうまくまつげに絡んでくれなくなったら、もう買い替えどきだというシグナルです。
加えてブラシに液が固まってつくようになってしまったのであるならば、これももう寿命がきてしまったと考えましょう。
滲みやすくなったら、高級なものでも潔く処分
中には化粧水や乳液をひとたらしボトルに入れて、ブラシでシャカシャカと混ぜることで回復する、という方もいますが、これはかなり滲みやすくなりますから、おすすめはできません。
もしもまつげに絡みにくい、ブラシに液が固まってつく、ブラシがパサパサになった、ということに気がついたのであれば、どんなに高級なものでも潔く処分しましょう。
そのほうがきれいにまつげメイクが出来ますし、嫌な滲みやダマになりません。
なおマスカラこそがメイクのポイント、というパリジェンヌは安いマスカラを惜しみなく使い、1か月で処分するようにしているそうです。
とはいっても実験してみたところ、やはり高級ブランドのマスカラはなかなか劣化しません。毎日、ご使用になっても比較的に長持ちしますから、お得かもしれませんね。
リピーターNo.1マスカラ
現在、メイクアップブランドのなかでマスカラを発売しています。
そのなかでいろいろなブランドの製品を使って、それこそ高級ブランドからプチプラコスメまで試している方がかなりの数、いらっしゃるのではないでしょうか。
そのなかで実はまだまだ隠れた名品があるのでは、と捜索していらっしゃる方が
「これっていいかも!」
とリピーターになっているマスカラがあります。
それが「塗るつけまつげ」というキャッチフレーズで知られるファイバーウィッグです。
これは意外なくらいに多くの方が愛用しているのです。
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塗るつけまつげ、ファイバーウィッグの良さ
どうしてなのか、といいますと、とにかくにじまない、塗れば塗るほど長さが出る、おちにくい、でもお湯だけで素早くおとせる、という重要なものがそろっているからなのです。
難点を強いて上げるのであるならば、塗るだけではカールしないこととボリュームが出にくいことだけでしょう。
それ以外はすべてクリアしているので、まさしく「塗るつけまつげ」というキャッチフレーズは間違いではないのです。
なんでもこのファイバーウィッグの成分にはポリマーとたくさんの繊維が配合されていて、まつげにつけると、乾いたらフィルム状になるから、にじまないのです。開発までには
「こんな成分配合ではマスカラは作れない」
という意見を言われながらも、幾度となく試作品を作り、ファイバーウィッグは生まれました。その当時はまだマスカラブームが上陸していませんでしたから、隠れた名品でしかなかったのです。
しかし口コミでまたたくまに広まって、「塗るつけまつげ」はリピーターを今も増やしているのです。