ウォータープルーフとフィルムタイプ
最近のマスカラは目覚ましく効果が上がっています。
わずかひと塗りでまつげにボリュームがしっかりと出るものや美しくカールアップしてくれるもの、すっと長さが出てくるものも珍しくはないのです。
しかも高級化粧品ブランドが出しているものだけではなく、いわゆるプチプラコスメにも優秀なものがたくさんあるのです。
そこで気になるのがウォータプルーフと表示されているものと、そういう表示がなくてもにじみにくいものがありますよね。
そこで「これなら大丈夫」とウォータープルーフのマスカラを使ってみたところ、なんだか滲んでしまった、という悲しい経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また逆にウォータープルーフではないのに、長時間経っても滲まずに驚いたような経験もありますよね。代わりにお湯で洗顔したら、するんと取れてしまったので驚いてしまったこともあることでしょう。
実はこれは成分に問題があるのです。
ウォータープルーフは水にとけないようにオイルを中心に配合されています。なので泣いても、洗顔しても取れないのですが、皮脂には弱いので、滲んでしまうのです。
フィルムタイプはお湯には弱い
一方、滲まないけれども、洗顔だけでするんと取れてしまうものは、フィルムタイプと呼ばれていて、名前の通りまつげにフィルム状につきます。これは樹脂でできています。
ですから皮脂には滲みにくく、逆にお湯には弱いのです。ですから泣いたりすると、涙は暖かいので、ぽろぽろと落ちていってしまうのです。
なおオイルを主成分にしているウォータープルーフはかなりまつげをセットしてくれる力が強く、フィルムタイプは長さがきれいに出るのです。
お好みで選んでみてはいかがですか?