「差し色」という流行色の使い方
つい流行色だから、と、それだけで服を決めたくなりますが、その色は本当に好みで、しかも似合う色でしょうか。
そうなってくると、なかなか流行色のアイテムに手が出にくくなってしまいます。個人差によっては、自分が引き立たない場合もあるから厄介です。それが個性というものの残酷さです。
似合わない色を着ているのは、意外とストレスですし(それを感じないまま着てしまう方もいますが)、落ち着かないものです。
そこで提案したいのは、流行色があったら、差し色で使うことに徹底してしまうという、使い方です。この場合は個人差がほとんど起こりません。
たとえば自分にとってのベーシックなスタイルが確立しているなら、ベルトや靴といった小物に流行色を持ってくるという方法になります。それだけで流行はうまく自分のものになってくるのです。
またメイクでもこれは同じことが言えます。
口紅では目立ちすぎるから、アイシャドウのような小さい面積で流行色を加えていくのも、おすすめの方法です。
小物で取り入れたり、メイクも面積の小さい部分で使う
またリップペンシルは定番色を使ってなじませ、少しの面積になった唇に流行色を使い、さらになじみよくするため、グロスで透明感を与えてもいいのです。
差し色は基本的にはポイントで使う色です。大きな面積ではないけれども、ポイントができあがるので、流行をうまく取り入れている印象になるといったお得な面もあります。
そこでベーシックなスタイルを変えたくないけれども、流行色を取り入れたい場合は、そうした方法もあります。加えて個人差を考えていけば、小物使いで十分に流行を楽しめるわけですから、試してみる価値はあります。
差し色自体は自分のベーシックなスタイルに新鮮味を与えてくれます。そこで小物で取り入れたり、メイクも面積の小さい部分で使うという方法を行ってみましょう。