流行色の中に自分のベーシックを探そう

流行色の中に自分のベーシックを探そう

毎年、流行色が登場します。それを敬遠したくなる場合もありますが、気にはなるものです。その色自体が気に入っている、あるいは気になるのであれば、濃度の違いで自分にとってのベーシックな色が見つかります。

 

色は単純なものではありません。同じパープルでも濃度に違いで似合うような色もあるのです。彩度の明るいものから、暗いものまであるのですから、敬遠してしまうのは、損であると言えるのです。

 

個人差があってこそ、人間ですし、また個性でもあります。たとえとしてパープルを挙げましたが、同じパープルでも違うものが多くあります。

 

ですから似合うパープルもあるわけです。それは自分のベーシックになっていくでしょう。すると色選びも幅が出てきて、楽しめるようになっていきます。

 

逆に言えば、メイクでは特にそうですが、「自分はこの色」と決めてしまうと、意外と楽しさが半減していきます。そのため流行色の中から、自分のベーシックを見つければ、色選びが楽しさを与えてくれます。

 

「自分には似合わない」

 

そう決めてしまうのではなく、流行色の濃度の幅の中から、似合う流行色を探してみましょう。個人差はそういう部分から生まれて、個性になるのです。

 

飽きのこない色も確かに存在します。しかしそこにほかの色を加えていったほうが、無難になるという失敗が免れるのです。そのため個人差で流行色を探してみるのも、無難に陥らない方法になります。

 

自分の存在感を立体的に見せてくれるのが色です。その流行は頻繁に変わっていきますが、それにうんざりするのではなく、色選びの幅を広げるチャンスと考えましょう。どんな色であっても、似合う濃度があるのですから。

 

そこから着こなしやメイクのバリエーションも増えていきます。ベーシックな流行色の濃度を探してください。