すすぎを工夫してうるおい肌に
洗顔をするならば、必ず行わなくてはならないものがあります。それはすすぎです。
このステップをどのように行うかで、肌のうるおいがどれだけ保てるかどうかということが決まってしまうのです。
よく泡立てて、洗うことはすでにご存じの方が多いことでしょうが、すすぎは単に洗顔料が落ちればいいと考えているのではないいでしょうか。
実はこの「すすぎ」というステップを丁寧に行うだけで、かなり肌には水分が補給されているのです。
また生え際などに、吹き出物などの肌トラブルがある方は、完璧にこの重要なステップを行っていないからなのです。
京都の舞妓さんはおしろいがきれいにのる美肌を保つために、1000回もすすぎをするといいます。これは無意識のうちに、完璧に汚れを取り去りながら、肌に水分を与えているのです。
化粧水を含ませるように軽く肌に水分をなじませる
ですからざばざばっと簡単に落とすのではなく、できれば最初はぬるま湯でおおまかに落としてから、水でよく顔に水分を含ませるようにして、洗い流すようにしましょう。そうするだけで肌のうるおい方が変わってきます。
てのひらに水をすくい、化粧水を含ませるように軽く肌に水分をなじませていくようにして行えば、洗顔後に肌がうるおいのある状態になってくれるのです。
ある女性が急なお泊りでスキンケアコスメを持っていなかったとき、繰り返しすすいでみたところ、いつもよりも肌の状態が良かったという話も聞きます。
ついついおざなりにしがちなステップですが、必ず行わなければ肌を荒してしまいます。しかし丁寧に行えば極上のうるおい肌に変わっていきます。
今日からでも熱心に水で、すすいでみてはいかがでしょうか。