ヨーロッパの女性は洗顔しないって本当?
佐伯チズさんは
「日本女性は顔を洗いすぎている」
とおっしゃいました。だからこそ肌トラブルが起こるともおっしゃいっています。
その佐伯チズさんが提唱する洗顔法は、クレンジングクリームやクレンジングミルクに汚れやメイクをなじませてから、きれいに拭き取って、軽くぬるま湯か水で洗い流す、というものです。
実はこの方法はヨーロッパの女性たちのメイクの落とし方なのです。
ヨーロッパの水は顔を洗うことには向かない
ヨーロッパの水は石灰分が多く、飲料水で顔を洗うことには向かないのです。そのためにどうしてもクレンジングにメイクをなじませてから拭き取るようになってしまうのです。
それではヨーロッパの少数派の方々はどのようにしているのかといいますと、洗顔料を泡立て顔の汚れを取ってから、水で顔を洗ってから、水をベースにした薬で顔についた石灰分を拭き取るか、ミネラルウォーターで洗い流しているのです。
ですから日本女性が熱心に水で顔を洗っていることには驚いてしまうようです。
しかし日本は軟水で飲料にも適していますし、顔を洗うことにも向いています。だからこそ「水の文化」ともいわれるのでしょう。
佐伯チズさんの紹介した洗顔法でも十分に汚れが取れるのですが、意外と拭き取りを怠ってしまったり、すすぎが不十分なこともありますから、注意したいですね。
とはいっても暑い日に顔がべたべたになったときなどは、どうしても洗いたいですよね。
こんなときは洗顔料を良く泡立てて、泡に汚れを含ませるようにして、こすらないように洗うようにしましょう。すると肌に必要なうるおいや皮脂は残ります。