手作り化粧品には謙虚さを持って

手作り化粧品には謙虚さを持って

 

手作り化粧品を愛用している方で美肌をキープしている方も実際にいらっしゃいます。

 

 

しかしこういう方は意外と惜しむことなく、使用限度が早いということを認識していて、潔く作ったものを処分しています。

 

 

苦労してつくったクリームであっても、カビが生えたら使えない、においが変わったら使えない、と熟知しているからです。手作り化粧品に対して、こういう方はある意味では謙虚さを忘れないようにしていると言ってもいいでしょう。

 

 

自分で好みに作っている分、防腐剤がないからこそ、肌に危険なものになる時期を知っているとも言えます。

 

 

作ったものを冷蔵庫で保管しても、3日しか持たない、と決めて使っている方も少なくはありません。

 

 

販売されているものが肌に合わない、といった経験から、レシピを自分と同じような境遇の方に公開している方も少なくはありません。

 

 

自己責任の元、使わなければならない

 

 

しかし本来の意味の謙虚さを持っている方の場合、自己責任の元、使わなければならないことや自分の肌に合っていても、個人差も大きいことを正直に述べています。

 

 

つまり手作りだから安全、とは言っていないわけです。

 

 

逆にいえば、自分のレシピをそのまま基本にするのはいいけれども、そこから材料の量は微調整していく必要があることも伝えています。

 

 

よく「手作り化粧品は安くて安全」という方がいますが、本当に自分の肌に合っていて、続けて使えるようなものを見つけ出すには、高価な美容液を何本も買うほどの費用と時間がかかることを認識しておく必要もあります。

 

 

作り方の基本を公開している分、あとはご自身の肌と相談して、作ってください、というメッセージもあるというわけです。

 

 

こうしたことを踏まえて考えていけば、安全性や費用は考えているほど、簡単ではないというわけです。自分自身で確認していくほかない面もあります。過度に信頼し、期待するより、少し謙虚になったほうが安全です。