フレグランスも適量に

フレグランスも適量に

 

「ほのかに香る程度なんて香りじゃない、もっと大人ならばゴージャスに香らせるべき」

 

そういうお考えの方がいらっしゃることは否定しません。

 

しかし、日本は湿度の高い国です。

 

余談になりますが、日本製のキーボードとドラムはどの国に行っても、精度の高い音が出せて、チューニングが狂いにくく、壊れにくいそうです。

 

それは日本という湿度の高い国だからこそ、丈夫に出来ていて、そこに加えて常に同じ精度を保っているのです。

 

実はフレグランスも日本のような湿度の高い国では非常に濃厚にこもりやすくなります。そのために香りがいっそう強く出てしまうことがあります。

 

 

香りがいっそう強く出てしまう

 

 

フランス人はかなり大量に香水をつけていますが、それはフランスという国が乾燥しているので、さほど重く香らないからです。また文化として体臭と香水がミックスされてこそ、本来の身だしなみ、とされるためでもあります。

 

日本で暮らしていて、普通に会社に勤務していたり、学校に通っている場合、どうしても人と接近しなければならない機会が増えていきます。電車に乗ったり、バスを使ったり、エレベーターでは接近していますよね。

 

このときフレグランスをどっぷりとつけていたら、いかがでしょうか。

 

好きなタイプの香りであったとしても、かなり迷惑に感じるのではないでしょうか。香りに敏感な方であれば、くしゃみをしてしまうかもしれません。つまり本来ならば心地よいはずの香りが「暴力」になってしまうのです。

 

自分の体臭が気になるにしても、香りはほのかなほうが「暴力」にはなりません。