フレグランスのつけかた(場所)

フレグランスのつけかた(場所)

最近は女性だけではなく、男性も香りのおしゃれを楽しみ始めています。

 

実際に70代を迎えた男性が、奥様からフレグランスをプレゼントされて、戸惑いながらも、毎日のシャワーの後に使っているというお話を伺ったことがあります。

 

まだ赤ちゃんや子供には必要がないものかもしれませんが、一人前になったのであればつけこなしたいのが香水をはじめとしたフレグランスです。

 

しかしつけ方に慣れていないと、自分自身が香りに酔ってしまったり、周りに迷惑をかけてしまったりという失敗をしやすいものですよね。

 

そのためにフレグランスにはつけ方にコツがあるのです。

 

それは上半身にはつけないことが鉄則です。よく「耳の後ろにつける」という話やココ・シャネルの「キスしてほしい場所につけなさい」という言葉を信じている方も多いのではないでしょうか。

 

ココ・シャネルの言葉はあくまでも彼女特有のエスプリであって、実際は秘めた意味がありますが、普通に考えた場合、唇や頬につけたら大変なことになってしまいます。

 

ボディフレグランスやソリッド・パフュームは上半身につけても大丈夫なのですが、一般的な香水などは香りの濃度が高いので、気をつけなければなりません。

 

おすすめの場所

 

そこで正しいつけ方はウェストから下につけるようにすることがおすすめなのです。すると香りというものは、上へ上へと昇っていきますから、まさしく「香りを身にまとう」状態になれるのです。

 

おすすめの場所はひざの裏です。ここには太い血管も通っていて、体温も高い場所ですから、香りがふんわりと漂うようにできるのです。

 

そのほかのつけ方としては本当に全身に香りをつけたいという方ならば、スプレーになっているオーデコロンやオーデトワレをシュッと空間に吹きかけて、その霧の中をくぐるというものです。

 

この方法は淡く香りがつきますから、ビジネスシーンなどではおすすめの方法です。