マイナスポイントだけ見るのはNG

マイナスポイントだけ見るのはNG

 

鏡を見て、マイナスポイントを見つける作業ばかりするのは、地味顔でも、派手顔でも最大のNGです。それは自分の顔全体に自信を無くしてしまう原因になるからにほかなりません。

 

意外と多くの顔を眺めている人は、本人がマイナスポイントと思っている部分をチャームポイントと考えています。本当にその人が嫌いであれば、「あの部分が嫌」「あの感じが下品」とジャッジしますが、そういう人はさほど多くないのが事実です。

 

たとえば場所が変われば、地味顔モデルの代表格である富永愛さんは

 

「エキゾティックかつ個性的な顔立ちでどんなファッションも着こなす」

 

という評価に変わります。いうなればアジア的な顔立ちが美しく見えるというわけです。日本では「美人」とジャッジされなくても、海外では魅力になるのです。

 

逆に派手顔モデルの代表格になる佐々木希さんなら

 

「華やかで可愛い雰囲気で甘い感じがいい」

 

と日本では言われている反面、海外では残念ながら通用しません。目がパッチリしていて、色白という顔であっても、それは海外では珍しい顔立ちではないので、人を惹きつけるチャームポイントにならないというわけです。

 

 

チャームポイントを探しましょう。

 

 

顔というものはそういうものなのです。

 

ですから、先に行うべきはマイナスポイントを自分の顔からせっせと見つけることをやめることです。ある程度は欠点を知っておくことも大事ですが、必要以上はいりません。意外と自分の欠点になっている部分をどうすればいいか、を考えていくほうが、地味顔であっても、派手顔であっても、有効だし、前向きでいられるはずです。

 

地味顔だからこういうメイクはNG、あるいは派手顔だからこういうメイクはNG、というのは、試してから判断していったほうが良いのです。

 

地味顔であっても、派手顔であっても、まずはマイナスポイント探しをNGにし、全体的な自分の顔と向かい合って、チャームポイントを探しましょう。